Social
contributions

社会貢献

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社会貢献

elastic株式会社
の想い

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WaterAid/ Ranita Roy

01.社会貢献

水・衛生専門の国際NGOウォーターエイドの活動に賛同し、創業から支援を行っています。
【2020年:インド オディシャ州ヌアパダ県における地下水保全プロジェクト】
インドは近年、慢性的な水不足により、国内の6億人以上が「深刻な水不足」に直面していると言われていますが、その要因の一つが、インド各地で起きている地下水の枯渇です。インド東部に位置するオディシャ州のヌアパダ県も、地下水の減少が深刻化している地域の一つです。しかも、天然由来のフッ化物による地下水汚染も起きており、特に近年、地下水量が減少したことにより、地下水中のフッ化物濃度が高くなり、フッ素症を発症する人が増えています。フッ素症とは、フッ化物が含まれる地下水を飲み続けることで、歯が褐色になったり、関節が硬直したり変形したりする病気で、杖を使わないと歩けなくなったり、寝たきりの生活を送ったりする人もいます。 ウォーターエイドがこの地域で実施する取り組みの一つが、地下水を増やすこと。屋根から集めた雨水を地下水に注ぎこんで地下水を増やすしくみ・設備の設置を進めています。

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WaterAid/ Ronny Son

02.社会貢献

【2021年:インド・南アジアにおける新型コロナ緊急支援】
新型コロナウイルスが、インドを中心に南アジアで猛威をふるうなか、ウォーターエイドは清潔な水、トイレ、衛生設備を必要としている人々のため、活動を緊急拡大しています。インドでは、感染から逃れるために、多くの人々が都市部から農村部に移動。そうしたことによって、農村部でも感染が拡大しています。インドの農村部では、保健医療施設に給水設備や手洗い設備が備わっていないことも多く、さらに感染の状況が悪化していく恐れもあります。そこでウォーターエイドは、インドの50か所の保健医療施設で、給水設備と手洗い設備を新しく設置したり、または既存の壊れた設備を修復したりする緊急支援を実施します。合わせて、ロックダウンにより困窮している衛生作業員のサポート、水不足に直面する地域で飲用・手洗い用の水を確保するための緊急給水支援などを実施します。
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03.社会貢献

【2022年:インドにおいて村水衛生委員会を対象にトレーニング】
インド政府のシンクタンクであるNiti Aayog の発表によると、現在、インドの約6 億人が水不足の状況にあり、干ばつによる水源の枯渇、給水設備の故障、ヒ素やフッ化物などによる水質汚染など、さまざまな水問題が発生しています。特に近年は、気候変動の影響を受けて、地下水の急激な減少が顕著です。この状況を受けて、インド政府は2024 年までにすべての農村部の家庭で水道を利用できるようにすると宣言しました。村の水・衛生問題の解決を担うのは、各村に設置された「村水衛生委員会」です。この委員会は、村の水・衛生に関する課題を分析したうえで、住民参加型の話し合いを経て水・衛生改善計画を策定し、政府から予算を確保して計画を実行する役割を担っています。しかし、この委員会が機能していないことが少なくないため、ウォーターエイドは、村水衛生委員会を対象にトレーニングを実施しています。

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04.社会貢献

【2023年:インドにおいて地下水を増やす取り組みを強化】
ウォーターエイドは、地域に合った給水設備の建設や地下水かん養の取り組みを導入し、それを「モデル」として他の地域にも普及させる活動を進めています。特に近年、地下水が急激に減っていることを受けて、ウォーターエイドは地域の地下水を増やすさまざまな取り組みに注力しています。そのひとつが、学校や家庭から出る排水を地下に戻すしくみを構築し、それを「モデル」として現地政府や近隣の村水衛生委員会に広めていくという方法です。一例として、チャッティースガル州カンケール県では、学校に排水管理システムを設置。手洗いに使った水など学校から出る排水を集め、沈殿槽や植物を使って適切に処理して、地下に戻しています。また、各家庭の庭に設置した水くみ場にも、洗濯や食器洗いに使った水を安全に地下に戻すための「排水浸透ます」を導入。「見本」となる設備を一部の世帯に設置し、同じ設備を他世帯も設置するよう働きかけています。